なんでこんなに落ち込みやすいんだろう。
立ち直れなくて、いつまでも嫌なことを引きずってしまう。
そんな悩みを抱えるHSPの方は、多いのではないでしょうか？
だれでもネガティブな感情をもつことは、自然なこと。
ポジティブな性格の人も、
落ち込みにくい人も、ネガティブな感情をもちます。
ですが、ポジティブな人たちは、なぜ落ち込みにくいのでしょうか？
それはネガティブな感情を、そのまま受け止め不安を膨らまさないからです。
HSPの人は、ネガティブな感情に支配されやすく、
「こんな自分はダメな人間なんだ」とまでふくらんでしまうこともあります。
これが嫌な気持ちを引きずってしまう原因です。
ネガティブな感情をもちやすい事は、
生まれつきの気質なのでなおすことはできません。
ですが、ネガティブな感情を持ったときに、落ち込みにくくする事はできます。
本記事では、ネガティブな感情とうまく付き合っていくコツを5つ紹介します。
不安をノートに書き出す
不安になるのは自然なこと。
大切なのは、不安をなかったことにしようとするのではなく、受け止めてあげることです。
自分の中のネガティブな感情を無視せず、自分で認めてあげることが大切です。
不安は受けいれたら味方になり、拒否したら敵になります。
まずは、不安に感じていることをノートに書き出してみましょう。
良い思い出がなかったら？
この方法は、ネガティブな感情をうまく利用して前向きになる方法です。
過去の1番良い思い出を思い出し、
それがもしなかったら、どうなっていたんだろうと考えます。
例えば、
もしあの学校に落ちていたら就職できていなかったなぁ・・
もし子供を産んでいなかったらこんな幸せを味わうことができなかったなぁ・・
もしくは、
あの事故で死んでたら・・・と思うと生きてるだけで幸せになれるかもしれません。
今の自分は恵まれているなと思うきっかけにすることができます。
人はなにかを手に入れたときよりも、損をしたときの方が感情が動きます。
1000円損した方がいつまでもくやしいかも？
人は、得をするより損をしたくない感情が大きいからです。
楽しいことを計画する
嫌なことを早く忘れたい。
なかなかネガティブな感情が消えない。
そんな時は、ぜひ楽しい計画をたててみて下さい。
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ネガティブな感情を受けた時に、
楽しい計画を立てる人は意外と少ないといわれています。
つい嫌なことを忘れようと、
やけ酒をしたり、気分をまぎらす人は多いと思います。
そんな時は、プラスで楽しいことを計画してみてください。
HSPの方は、ネガティブな感情に支配されやすいです。
つい視野がせまくなり、頭が嫌な事でいっぱいになりがちです。
そんな時は、
「大丈夫！これから楽しいこともある！楽しいことを計画しよう！」
と頭に安心感を語りかけてみると、
ネガティブな感情を引きずらなくなり、落ち込みにくくなれるはずです。
10秒でできる朝の習慣
起きたときに、1日いい日になる。と自分にいいきかせることです。
人は常に予測をして生きています。
朝、1日しんどそうなぁ。と思うだけで、
脳はしんどい日になるのかと身構えてしまいます。
ぜひ「今日もいい日になりそうだ」と声に出してみることで、前向きな気持ちになれるかもしれません。
ポジティブになろうとすることをやめる
ポジティブになろうとするほど、
前向きになれないという研究結果があります。
無理に前向きになる必要はありません。
大切なのは感情だけ受け入れると言うことです。
テストがあって不安だな。
だれでも当たり前に持つ感情であり、決して悪いことではありません。
不安は勉強をするといういい状況に働きかけます。
ですが、
ネガティブな感情に支配されやすい人は、
どうしよう・・・。
と、どんどん不安を膨らませてしまいます。
不安を感じているから失敗するとはかぎりません。
まずは、気持ちだけを受け入れましょう。
まとめ
ネガティブな感情の付き合い方を5つ紹介してきましたが、
参考になるものはありましたでしょうか。
私自身、HSPでいつまでも引きずって落ち込んでしまうことに悩み続けてきました。
そんな自分を少しでも変えたい気持ちから、HSPに関するたくさん読み、自分に合っているなと感じたのが今回ご紹介した方法でした。
少しでも参考になれたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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