- 派遣看護師のメリットデメリットが知りたい
- 派遣看護師の仕事内容は?
- 社会保険ってどうなってるの?
- 派遣看護師になるには?
派遣看護師には、正社員では得られないメリットがあります。
実際に私も「看護師、疲れちゃった…」と悩んでいた時に出会ったのが『派遣看護師』の働き方でした。
勉強会や委員会のわずらわしさや、人間関係の悩みからも解放されプライベートを重視する方におすすめの働き方です。
この記事では派遣看護師として働いた経験をもとにを「メリットデメリット」「派遣看護師に向いている人」を解説します。
この記事を読むと自分が「派遣看護師」にあっているかどうかがわかります。
派遣看護師として働くメリットデメリット
派遣看護師のメリット
残業がない
残業はほとんどゼロでした。
派遣看護師は高時給。契約している会社にとっても「なるべく残業させたくない」のが本音のようです。
委員会や勉強会への参加がないのも、派遣看護師が定時であがれる理由です。
【派遣看護師のメリット】
— ぴーさん (@pichan013) November 9, 2021
残業ほぼなし
残業を派遣という理由で断れる。派遣さんは帰っていいよ、とか、言ってもらえる。逆に残業したらめっちゃ有難がられる。
持ち帰り仕事がない
派遣看護師では委員会や看護研究など任されることは一切ありません。
看護師は現場の業務以外の仕事が多いですよね。
- 委員会、カンファレンスの資料作り
- 看護研究
- 勉強会の準備
これらの仕事はありません。
面接同行がある
面接で「時給」や「働く日数の希望」を全て派遣会社のスタッフの方が伝えてくれます。
自分では交渉しにくいことも、派遣会社のスタッフから伝えてもらてもらえるので条件を妥協せずに働くことができます。
人間関係の悩みがない
派遣看護師はとにかく人間関係が楽です。
派遣看護師に社内の影口を言ってくるスタッフはほとんどいません。
人間関係に疲れやすい看護師さんに派遣の働き方はおすすめです。
【派遣看護師になってよかったこと】
— ぴーさん (@pichan013) November 16, 2021
スタッフとの距離感を自分で測りやすい。嫌な飲み会やご飯会も断りやすい。
退職の手続きが楽
退職を伝える必要がないので退職時のストレスがありません。
派遣看護師には契約期間があります。
主に2ヶ月から6ヶ月の間で契約をします。
気に入れば更新延長のお願いができます。また、会社側から更新延長のお願いをしていただくこともあります。
つまり「退職」ではなく、更新をするかしないかの選択になります。
「合わないな」と思っても、めんどくさい退職手続きがなくただ更新終了日を待つだけです。
派遣看護師のデメリット
キャリアアップがない
派遣看護師は会社の職員ではありません。
あくまで派遣会社からのスタッフですのでキャリアアップしていく事はできません。
即戦力が求められる
派遣看護師を求めている会社は即戦力になる看護師を求めています。
その日に出勤の看護師が「自分1人しかいない」と言う会社もあります。
欠勤時の連絡がめんどう
例えば、風邪で欠勤するときに、会社と派遣会社の2か所に電話連絡が必要になります。
※派遣看護師は人員がたりない職場の人手を補う役割がありますので、基本的に欠勤はNGです。
退勤時に毎回サインが必要
派遣看護師には、タイムカードがありません。
「しっかり働きました!」と証拠をもらいにいかないといけません。
出勤、退勤時間を記入し、赤枠の箇所にサインをもらいます。
⇒責任者が不在の場合
「本日の出勤サインお願いします」とメモを残して退勤。これが毎回のことなので正直ちょっとめんどくさかったです。
派遣看護師に向いている人ってどんな人?
『出世には興味がない』
『仕事よりプライベートを充実させたい』
『ムリなく働ければいい』
逆に『仕事命!』『部長まで出世!』のように、キャリアアップをしたい人や仕事が生きがいを感じてる人には物足りなく感じてしまうと思います。
ここからは派遣看護師のメリットデメリットをふまえ、派遣看護師に向いている人を解説します。
プライベートを大切にしたい
派遣看護師はプライベートを大切に考えたい人にとっては理想の働き方といえます。
なぜなら、働く日数を自分で調節できるからです。
また直接雇用のパート時給に比べ、高時給であり少ない勤務日数で生計をたてることができます。
- 子育てや介護を優先したい
- 資格の勉強がしたい
- ゆっくり休める時間が欲しい
こんな人におすすめの働き方です。
人間関係の悩みで転職することが多い
派遣看護師のメリットひとつだけあげるとするなら、間違いなく「人間関係の悩み」がないことです。
派遣看護師が人間関係で悩まない理由は以下のとおりです。
- 部外者と認識されている
- 雑談(悪口)に巻き込まれない
- 飲み会に参加しなくていい
これらの理由をみて「え。さみしすぎ!!」と思う方には向いていない可能性があります。
単発派遣でもそれなりに嫌なことはあるだろうけど、正社員であのクソみてぇな労働環境と人間関係の中にぶち込まれて拘束され続けるよりは全っ然いいわ。あと懸念材料と言えばきちんと仕事に入れるかどうかだけど。
— とりかぶと@看護師辞めた (@M3TrEpFEYj8F0ac) November 15, 2021
看護師を辞めたいと思っている人
看護師さんの中には「向いてないかも」と悩みながら、働いている人もいるのではないでしょうか。
しかし「看護師を辞めてなにしよう…」と悩む方も少なくありません。
「看護師を辞めた後にやりたいことがない人」にとって派遣看護師は、最適な働き方です。
なぜなら、いきなり看護師を辞めると収入の低さに後悔してしまうことになってしまうからです。
少ない勤務日数で高収入を得られる派遣看護師は、時間にも余裕ができ新しいスキルを身につけたい人におすすめの働き方。
≫看護師を辞めてよかったこと、後悔してること。失敗しないための準備を解説
派遣看護師の職場
派遣看護師の種類、仕事内容
- 単発派遣 (半日~1日単位)
- 登録型派遣 (2か月から6か月単位)※施設によります
職場の種類は以下の通りです。
- 健診看護師
- デイサービス
- 老人施設(老健、特養、有料)
- 訪問入浴
- ツアーナース
- イベント救護
- クリニック
詳しい仕事内容と求められる人材については以下の記事にて解説しています。
≫職場別体験談
派遣看護師になるには?
派遣看護師は人材派遣会社に登録する必要があります。
条件のいい職場で働くうえで派遣会社の選択は重要です。
なぜなら、派遣会社によって登録方法や求人数が違うからです。そのため自分の住む地域や性格に合わせて派遣会社を選ぶ必要があります。
- ネット+電話で簡単登録
- 直接面談or書類郵送+電話面談でじっくり登録
登録方法により、メリットは異なります。
例えば、
- 「面談も郵送もめんどくさい。」とにかく簡単に登録したい人⇒ネット登録
- 「絶対にいい職場に行きたい」丁寧なサポートを望む人⇒ 直接面談(書類郵送も可)
ちなみに、住んでいる場所が都心部か地方によっても登録する派遣会社は変わってきます。
派遣登録に看護師免許の原本持参っていうもんだからB4の額縁をデカイ紙袋に入れて持ち運んでるよ、、、
— 白衣の天かす(就活中) (@BN8Zm9Tj1rb14nH) November 10, 2021
デカすぎるんよ免許証
田舎すぎて看護師派遣の募集少なすぎる…☹️
— えびちゃん (@fuuku0115) November 17, 2021
派遣会社によって、面談の有無や得意な地域が違うので以下の記事を参考に登録してみてくださいね♪
≫転職エージェント比較
派遣看護師 Q&A
派遣看護師も雇用保険に入れます。
実際に私も雇用保険にしっかりと入っていました。ですが勤務時間や勤務日数によって、入れる条件がありますので確認は必要になります。
よく聞くのは、時給トラブルです。なぜなら、派遣看護師は直接雇用のパートより高時給だからです。うっかり時給を言ってしまったなんてことにならないよう気を付けてください。
まとめ:ちょっと疲れちゃった看護師に最高の働き方
あらためて派遣看護師として実際に働いてわかったのメリットをまとめると
- 残業がない
- 持ち帰り仕事がない
- 面接に同行してもらえる
- 人間関係の悩みがない
- 退職の手続きがない
これらを踏まえたうえで派遣看護師に向いている人は次のとおりです。
- プライベートを大切にしたい
- 人間関係の悩みで転職することが多い
- 看護師を辞めたい
派遣看護師で働くには、人材派遣会社(転職エージェント)への登録が必要です。
ぜひ派遣看護師で自分に合った働き方をさがしてみてはいかがですか?
記事で紹介した派遣会社
最後まで、読んでいただきありがとうございました。なこ (nacots1)でした♪
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